離婚裁判時には、離婚問題に強い弁護士に相談した方がいいです。一般人は、弁護士ならすべての法律問題に精通している人だというイメージを持つこともあるかもしれません。しかし、法律問題は色々あり、ざっくりいうと、刑事・民事・行政などに分かれます。民事でも、離婚以外に、相続や交通事故なども色々あります。こういった状況なので、誤解を恐れずにいえば、すべての法律事件に精通している弁護士は存在しません。離婚問題に強い弁護士とは、離婚問題に集中して取り組んでいる人です。集中しているということは、離婚問題に自信があるか、または、特に離婚問題で困っている人を救いたいという信念があることがうかがえます。また、離婚裁判を多く経験した弁護士に委任するのがいいです。裁判を有利にするためには様々な裁判テクニックが必要です。裁判テクニックは、司法試験や2回試験では中々学ぶことができないことです。離婚裁判を多くこなしてきた弁護士は、裁判テクニックを知りつくしているので、勝訴になる確率がぐっと上がります。