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離婚裁判は誰でもできるわけではない

離婚裁判というのは通常の離婚のやり方ではなく、裁判に発展した、ということでもあります。一般的に裁判所に持ち込まれて離婚したということをイメージする調停というのが実は最もメインとなっています。裁判離婚する夫婦は全体の1%程度しかおらず、90%は協議離婚であり、残りの9%前後が調停離婚となっています。その協議離婚でも調停離婚でも不可能であった場合にいざ最終的に離婚のための裁判ということになるわけです。離婚するかどうかというのもそうなのですが慰謝料の金額であったり財産分与、子供がいればどちらが親権を持つのか、ということなども話し合いに入ることになります。それらの条件が今までの話し合いなどで決着がつかなかったので裁判になるということです。あくまで平均ですが10ヶ月くらいはかかると言われているので割と時間がかかることになります。離婚裁判とはすぐに離婚したいということに向かっているわけではないのでそれだけは覚悟しておきましょう。

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